#-03 -出動-ミーンーミンミンミーン・・・セミが激しく泣いている。 そんな中で、いつもと変わらない服装でいる、甲斐はどう言う神経しているのだろうか・・ 「うーん・・・どうも、今回も夜にしか行動しないタイプの宇宙人だなー・・」 パソコンを見つめながら甲斐が言った。 『今回はいい奴っぽいけど・・・どうだ?甲斐』 「・・・いや、こういう奴に限って凶悪だ」 『・・そうかな・・まぁ、夜を待とう』 そして、待ちかねた夜・・ 「行くか・・・」 静かに、外に出ると、甲斐は何かの薬を飲んだ。 「・・・」 そしてロギになった。 「さ、今日もお仕事お仕事!」 そして、近くの山へ足を進めた。 そして、どんどん進んでいくと、スゴイ光を放つ円盤を見つけた。 「・・・ビンゴ。」 ベルトをつけると、カードを構えた。 すると中から、人間に似ている、宇宙人が出てきた。 男のような格好をしている。 「やぁ・・」 男は手をあげて、笑いながら近づいてきた。 『・・・俺はあんな優男大嫌いだな・・』 甲斐が言った。 「・・・何者だ。」 まだ、カードは構えている。 「?私は、君たちと友好な関係を・・・」 「決定。残念だけど・・」 カードをベルトにスラッシュすると変身した。 そして、そのまま突撃して、思い切り突き飛ばした。 「!?何をするんだ。私は・・」 『いや、君は凶悪な宇宙人だ。その攻撃で友好な条約を結ぶ少型宇宙人はとっくに空の上だ。』 「・・・ばれたか・・・仕方ないな。」 すると男は、鎧のような姿になると、持っている剣で、ロギを切りつけた。 『うわっと・・・』 ロギは、避けると右腕のアーマーに手をかざすと、中心の穴があいてる部分から、光の剣が出てきた。 『しゃっきーん♪・・・何て言ってる場合じゃないか』 同感。 それはさておき、激しい攻防が続いてる。 『あ、やべ・・・もうすぐ3分だ。』 ・・・3分? ウルト○マンかお前は・・・ 『そろそろ決着つけないとなぁ・・・ちょっと時間要るけどあの技で・・』 光の剣を3秒ほど構えると、物凄い速さで、鎧に近づき、そのまま斬った。 「・・・」 鎧は何も言わなかったが、そのままドサリと倒れた。 チュイン! 変身が解除されると、甲斐に戻っていた。 「ったく・・・また筋肉痛だよコリャ・・」 そのまま、よろよろした足取りで帰っていった。 『まぁ、任務成功だな、甲斐』 「・・まぁ、な。」 #-04 -謎の巨大ロボット?-へ続く ジャンル別一覧
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